修正方法の説明です。以下の作業はすべて調子の悪い Mac でやって下さい。
このページの上の方の refresh.sh と書かれている行の次に書かれている cd /var/folders;
で始まる謎の内容が作業用のコマンドです。
作業は基本的には
- ターミナルという名前の、コマンドを実行してくれるアプリを起動し、
- ターミナルでコマンドを実行し、
- Mac を再起動する だけです。コマンドがうまく実行できれば、作業時間は数分です。
ただ、危険なコマンドなので注意を要します。そのため以下に作業手順を丁寧に解説しました。
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手順を一通り読んで頭にいれて下さい。作業しながら読まないで下さい。必ず、最初から最後まで読み終えて、頭が整理されるまで作業を始めないで下さい。
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混乱するといけないので、作業をするときは、テレビを消し、静かな環境を整えて下さい。
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電話も鳴らないようにした方がいいでしょう。
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作業中にわからなくなったら、気持ちを落ち着け、手順を読み直し、最初の手順からやりなおすといいでしょう。
もしも、できたらファイルのバックアップを取って下さい。
- ママのアカウントとパパのアカウントのそれぞれでログインして、USB メモリをさして、大切なファイルをコピーして下さい。
Finder(ニコニコしているやつ)を開き、メニュー(画面の左上端のリンゴのマークから右に並んでいるもの)の「移動」から「ユーティリティ」(下の方のメニュー項目)を選んで開いたフォルダに「ターミナル」が見つかるはずです。ダブルクリックで開くと以下のようなウィンドウが開くと思います。以下の画面はぼくの Mac の画面なので微妙に異なるはずです。特にウィンドウに表示されている「wakita@dancer Utilities%」という文字は大きく異なると思います。
今、見ているこのページのかなり上の方の refresh.sh と書かれている行の次の cd /var/folders;
で始まって、"macOS refreshed!"
で終る謎の行を探して下さい。
これは作業用のコマンドです。これを確実にコピーして下さい。以下は特に注意すべき点です。
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cd /var/folders;
で始まっていること。その前の数字の1を含めないこと -
コピーする内容を選択するときに
"macOS refreshed!"
の二重引用符までを完全に含めること。ただし、"macOS refreshed!"
の次の行までコピーしないこと。
作業 2-1 で開いたターミナルのウィンドウを開き、「command V」でペーストできます。
きちんとペーストできたら、
- ターミナルのウィンドウに今、コピーしたのと全く同じ内容が表示され、
- カーソル(縦長の四角でチカチカするやつ)がその行の右端にいる はずです。
return キーを叩いて下さい。作業コマンドの実行が始まります。
作業コマンドの実行が始まると、すぐに Password:
と鍵のアイコンが表示されると思います。ここで「パパが Mac にはいるときのパスワード」を記入して最後に return キーを入力して下さい。
パスワードを記入するとき画面には入力した内容は表示されません。びっくりしないで、慎重に記入して下さい。
作業コマンドの実行が終ると、画面に「macOS refreshed!」と表示されるはずです。
あらゆる神々に祈りをささげてから、Mac を再起動して下さい。祈りましょう。