MessagePack RPCクライアントの振る舞い及びエラー処理

概要

調査する点

• TCPの接続はどの段階で実行されるか

• コンストラクタ（オブジェクト作成時）　→　無し

• RPC呼び出しを実行時　→　有り

• 接続失敗したときの、再接続があるか

• 調査対象のライブラリはどれも再接続の実装をしている

• 接続試行回数後に、また接続を試行できるか否か

• C++ → できる (回数ゼロにリセット）

• Java → できそう（回数ゼロにリセット）、ただしcloseが呼ばれた後は再接続できない

• Ruby → できる（回数ゼロにリセット）。TCPClientTransportがcloseされても大丈夫

• Python → できる（回数ゼロにリセット）

• トランスポート層のエラーにはどういった種類があるか

• タイムアウト（接続・通信中）

• いろいろ

• MessagePack RPCクライアントの正しい使い方を習得する

• 正ししエラー対処方法を理解する

対象

以下のライブラリと、TCP/IPを対象とする。

• Ruby (msgpack-rpc v 0.5.1)
• Python (msgpack-rpc-python v 0.3.2)
• Java (org.msgpack.rpc v 0.7.0)
• C++ (jubatus-msgpack-rpc v )

通信の接続及びリトライの調査

Ruby

• コンストラクタ：接続しない
• RPC呼び出し時に接続試行を行う
• 接続失敗したときは再接続を繰り返し試す
• 回数に制限有り :reconnect_limit
• →回数を超えるとエラー： ConnectionTimeoutError::CODE, ["connection timed out"]

Python

• RPC呼び出し時に接続の試行を行う
• Rubyと同様に接続時に試行を行う
• reconnect_limitを超えるとself._session.on_connect_failed(TransportError("Retry connection over the limit"))

Java

• RPC呼び出し時に接続の試行を行う

• 接続失敗したときは再接続を繰り返し試す

• 回数に制限有りStreamClientConfigのgetReconnectionLimit

• Session.transportConnectFailedが呼び出される

• TODO: このとき例外が呼ばれるかはよくわからないので要調査

• 一度closeしたら、再接続はしない

C++ (jubatus-msgpack-rpc)

• RPC呼び出し時
• 接続の試行を行う
• 試行回数制限を超えたら接続エラー（connect_errorクラス）

C++ (msgpack-rpc) おまけ

• 同様!　のはず。