OSS Gateは、OSSを初めてみたい人を対象に最初のコントリビュートを支援するワークショップを開催しています。 今回、PyCon JP さんの場所をお借りして、Sprint内でワークショップを開催いたします
多くのオープンソースソフトウェアの開発は、ウェブ上でオンラインのコミュニケーションを通じて行われています。 ほとんどの場合はオンライン上で事足りますが、時には集まって共同開発を行うことが、開発を大きく前に進めるために有効なことがあります。
特定のプロジェクトに興味がある開発者同士が集まって、短時間で素早く進捗を出す開発ミートアップを実現するイベントとして、スプリントやハッカソンが生まれました。 開発者が一同に集まるカンファレンスが、こういったスプリントを実現する場として最適な場であるため、カンファレンスの一部としてスプリントが開かれることがあります。
PyCon JP 2020のスプリントでは、コミュニケーションの場(Discord)と発表の場を用意します。 スプリント参加者の皆さんには、ご自分のPC、スキル、そして開発への情熱を持ってご参加ください!
「OSSの開発に参加する」を実際に体験するワークショップです。 実際にOSSの開発に参加する人(「ビギナー」)と「ビギナー」をサポートする人(「サポーター」)が参加します。
「ビギナー」とは次のような人です
- OSSの開発に参加したいけどまだ参加したことがない人
- OSSの開発に参加したことはあるけどまだ自信がない人
「サポーター」とは次のような人です
- OSSの開発に参加している人(OSSの開発に参加していれば「OSS Gateワークショップ」未経験でも大丈夫です。)
- 8/23 13:00 - : ワークショップ
- 8/24 - 29 の20時以降 : ワークショップ時間中に終えられなかった人、続きをやりたい人向けのフォローアップ
オンラインで実施します。 PyCon JPさんが提供してくださるDiscordサーバーにて開催します。
時間 | やること |
---|---|
12:30 | 開場(Discordにぼちぼち入る) |
13:00 | アイスブレイク |
13:15 | OSS開発手順を説明 |
13:45 | 対象OSSを動かす |
14:45 | ミニふりかえり |
15:00 | 休憩 |
15:30 | プロジェクトにフィードバックする |
17:40 | ふりかえり |
17:55 | まとめ |
18:05 | アンケート記入 |
18:15 | ワークショップのふりかえり |
19:00 | 終了 |
ワークショップでは、もくもくとビギナー一人で作業するのではなく、貢献までのワークを進めながら、困ったときには必ずサポーターの方がそばですぐに相談できるようになっています。 お一人での参加も大丈夫です。
事前に準備していただくものは、以下の4つです。
- GitHubアカウント
- Discordアカウント
- 普段使い慣れたエディタやPC
- 貢献してみたいOSS
4については、ワークショップ当日に決める時間を取ります。 もし、思いつかない場合は、pyarrowを題材にするといいと思います。 ワークショップ後の8/26に関連イベントが開催されるので、日中(特に10:00 - 17:00)でも誰かしらがすぐに相談に反応してくれると思います。 pyarrow関連で取り組みたい方がいらっしゃいましたら、会期中でいいのでGitterのチャネルで「◯◯をやりたいです!」と書き込んでください。
これまでにOSS Gateワークショップに参加したことがなくても、何らかのOSSの開発に参加したことがある方であれば大丈夫です。 「ビギナー」をサポートしたい!という方は是非サポーターとしてご参加ください。