Rackhubでは現在、デフォルトの状態ではウェブサーバーを特に起動させていません。何も操作をしていない状態だと以下のようなページが表示されます。
これは、Apache, Nginxなど、ユーザーが好きなウェブサーバーを必要に応じて立ち上げることができるようにするためです。なので、ウェブアクセスが必要な方は、適宜適当なサーバーを立ち上げてお使いください。
Rackhubには、Apache, Nginxなどの主要なサーバーがすぐに使用できる状態で、最初からインストールされています。ここではいくつかの主要なRackにインストール済みのサーバーの起動方法及び簡単な使い方について説明します。
RackにSSHログイン後、以下のコマンドを叩きます。
sudo nginx
これで、RackのURLにアクセスすると、Nginxのデフォルトページが以下のように表示されるはずです。
逆にnginxを停止するには以下のコマンドを叩いてください。
sudo nginx -s stop
Nginxをカスタマイズして使用する場合、以下のconf.d
ディレクトリにカスタマイズしたコンフィグファイルを置いてください。conf.d
に置かれたファイルは全てnginx起動時に読み込まれます。
/usr/local/nginx/conf.d/
なので、デフォルトのサンプルページを表示するコンフィグファイルがありますが、必要なければ消してください。
sudo rm /usr/local/nginx/conf.d/default
ちなみに、conf.d
ディレクトリ等を読み込む大元のコンフィグファイルは、/usr/local/nginx/nginx.conf
です。